不況の時代 国会議員が模範を示せ              2002-1-28  歳費を一割削減すれば総額17億円の節約に 和田 国会といえば、先日(16日)、与党3党が、2002年度の1年間に限って、国会議 員の歳費を1割削減することで合意したな。 原田 本当に良かったと思う。 井桁 ああ、このことも各紙の新聞に大きく出ていましたね。 森田 やっと今国会で成立する方向になったようだね。 高柳 うれしいですね。新しい政治の道が開けていくようです。 佐藤 国会議員の給与に当たる歳費は、月額137万5000円、年額では約2358万円だ。 その1割の236万円が削減される。 原田 衆参全体では、総額17億円の削減になるそうだ。 井桁 17億円ですか! 今まで、どうして放任していたんでしょうか。 秋谷 「国民のための政治」じゃなかったんだ。国民が、どんどん言うべきだ。政治 は「国民のため」じゃないか。 和田 小泉総理も、「国民に『痛み』をお願いするのに、議員が何もしないわけには いかな い」って言ってたな。 原田 当然だよ。遅すぎたくらいだ。 1年限定? 井桁 でも、どうして「1年限定」なんですか? 高柳 そうですよねえ。「1年限定」ということが不可解です。全くの全廃をするの が筋じゃないですか。何だか、おかしいですね(大笑い)。 佐藤 自民党の大島理森国対委員長は「減額は臨時異例の措置として必要最小限にと どめるべきで、経済情勢を勘案しつつ1年の措置に限った」と言っていた。 高柳 へえーっ、何を言っているんだか、分かりませんね(爆笑)。 和田 「臨時異例」「必要最小限」なんていうことは、我々国民は、その意味も、理 由も、よく分からない。 森田 本当に、そうだなあ。 原田 だいたい、歳費の削減については、政治家たち自身が、以前から何度も言って きたはずだ。 佐藤 一昨年の衆院選でも、昨年の参院選でも、自民党が「公約」してきたことじゃ ないか。 原田 「1割削減」にしたって、昨年10月の段階で、政府与党連絡会議で合意されて いたよ。 秋谷 その通りだ。皆が知っていることだ。 国会議員「歳費」一割削減問題 今度こそ「国民との公約」を果せ 昨年10月合意→先送り 本年1月合意→1年に限定 佐藤 ところが、自民党のなかに、景気低迷が長引いて「資金集めパーティーを開い ても券が売れない」から、できればやりたくないという声があったようだ。 原田 それで、会期末の審議時間不足を理由に、あっさり「先送り」されてしまっ た。 和田 あの時は国民から、「本当に、やる気があるのか」 「また、公約違反じゃな いか」という怒りの声が上がっていたな。 森田 当たり前だ。誰でも、そう思うよ。 国会改革は連立政権の重要公約 原田 それで、12月10日の政府与党連絡会議で、公明党の冬柴幹事長が、歳費削減を 実現させるように再度、主張した。 森田 当然なことだよ。公約違反ばかりだから、国民が、政治家に不信を抱いている んじゃないか。 秋谷 「国会改革」は、公明党の提案で盛り込まれた、連立政権合意の中の1項目 だ。小泉連立政権の重要公約だ。それを実現するのは、当たり前だ。 原田 そうですね。これだけ不況が続いているんだ。1年だけでなく、国民が納得す る「歳費削減」を実現すべきだ。 森田 誰だって、そう思う。国会議員が率先して模範を示すべきだ。