青年よ、良書に学べ!                     2002-2-18 池田名誉会長の「日英対訳」エッセー集が好評 "今こそ名誉会長の言葉を若者に伝えたい" 「良書」の価値が一段と光る時代 熊野 1月26日に、池田先生の「日英対訳」のエッセー集『君が世界を変えていく』 が発売されましたね。 橋元 これは日本語と英語の文章が、一目で対象できる形式になっている。 林 そのまま英語の教材としても活用できるわけですね。 橋元 そうです。ですから、大学の生協などでも、買えるところがあるそうです。 迫本 発行元の朝日出販社の原雅久社長は、今回の出版を大変に喜んでおられるよう だ。 「30年ほど前、池田名誉会長とイギリスの歴史学者・トインビー博士との対談集を読 んだときから、名誉会長の著書を発刊したいと願ってきました」 「今こそ、名誉会 長の 言葉を、21世紀を担う若者たちに伝えたいのです」と語っておられるそうだ。 中野 どうすれば青少年を育成できるか。心ある人たちは、悩んでいる。羅針盤のな い社会のなかで真剣に考えている。 杉山 だからこそ、「良書」の価値が、一段と光る時代だ。 中野 その通りだ。 池田先生は常々、青年たちに「良書を読まなければ、頭脳も心 も耕せない。映像だけでは刹那的で、浅い。また同じ本でも、くだらない本を読め ば、その分、自分も、くだらない人間になってしまう」と、おっしゃっておられる。 佐藤 また先生は、このように指導されている。 「戸田先生は『長編を読め。世界 的な小説を読め』と厳しかった。徹底的に読まされた。私は読んだ。ある時は、電車 の中で。ある時は、静かさを求めて、墓場でも読んだ。場所ではない。暇のあるなし ではない。私は、中途半端は絶対にしなかった」と言われている。 館野 本当に、その道りだと思います。  1年間で千軒の書店が倒産 橋元 今や、学生の「活字離れ」も深刻だ。大学生協の調査によると、大学生が1カ 月で携帯電話に使う金額は約8500円。ところが本代は、その3分の1以下だという。 杉山 たしかに最近、携帯電話のメールに夢中になっている若者ばかりが目立つ。 林 今は、マンガも読まなくなりましたものね。 館野 本屋さんは、大丈夫なんでしょうか? "俗悪週刊誌は時代遅れ"識者 ●『フォーカス』が事実上の廃刊(昨年) ●『週刊新潮』も部数低迷、多額の損害賠償 橋元 大変、苦しいようだ。全国には2万軒を超える書店があるが、昨年1年間だけ で、1千軒もの本屋さんが倒産している。 林 それは、関西でも実感します。 毎日新聞にも出ていましたが、大阪の梅田に あった三省堂が最近、閉店。それに関西きっての大書店だった駸々堂も、残念なこと に、一昨年2月に破産しました。 杉山 東京でも、大手取次店の鈴木書店が、昨年、倒産した。 戸田先生週刊誌を読むなら御書、良書を″ 佐藤 出版社の経営も、どんどん厳しくなっている。4年前に、中央公論社が読売新 聞社の傘下に入ったことは有名だ。 迫本 昨年もニュースで「主婦の友社」が経営の悪化で、関連施設の一部を売却、と 報道していた。 杉山 そういえば「あの新潮社も厳しいんじゃないか」という声があったな。 橋本 新潮社といえば昨年、写真週刊誌の『フォーカス』が休刊した。事実上の廃刊 だ。 迫本 それだけじゃない。『週刊新潮』も部数が低迷して、売り上げが落ち込んでい る。新潮社は1998年に14億円もの赤字を出したようだ。 中野 どうして、そこまで部数が落ちたのかな。 林 あれじゃあね(笑い)。あの本はメチャクチャですよ(笑い)。 橋元 それに、近年は、名誉毀損の裁判で相次いで敗訴し、多額の損害賠償金の支払 いを命じられている。 杉山 著名な教育学者が語っていた。 「週刊誌は、もう時代遅れになってしまっ た。 読むのもバカだし、買うのもバカだ」と酷評していた。 中野 戸田先生も青年に厳しく指導されていたそうです。 「週刊誌の記事というの は、インチキが多い。そんなものを読む暇があったら、御書を読みなさい。良書を読 みなさい」 と、常におっしゃっていた。 迫本 要は、もっと読者が賢明になる以外にない。 でなければ、どこまでいっても 愚者の「悪循環」だ。 佐藤 まったく、その通りだ。