2003.3.1 sp わが学園生に贈る父子の詩 君たちよ! 21世紀の勝利者たれ                  山本 伸一 おお 未来に燃え立つ 希望に生きゆく 君たちよ! 君たちには 数知れぬ使命がある。 それぞれに 深き使命があって 誇りも高く 教育の源流たる わが学園に集い来った 明敏な眼差しの 若き学者の君たちよ! いかなる苦難を 受けながらも 断じて 負けじ魂という 力強き生命を 奮い起こしながら 深く また広く 王者の学問を 身につけていく 尊き姿よ! 君たちは 絶対に敗れることはない。 常に聡明にして 確固たる魂をもった 未来の大指導者なのだ。 朝早く 英知の颯爽とした 通学生が登校しゆく姿は 一幅の動く絵である。 我々の勉学の志気の高さは いず、この学園よりも 一段と高いと 勝利の?を見せながら 笑顔の寮生・下宿生たちに 頭が下がる。 今は 我々には 仕事も 金銭の世界も 関係ない。 ゆえに 学びに学ぶ時だ。 熱狂的な 人気俳優のテレビも 汚辱と暴力の社会の事件も 英雄になれず 喝采されない政治家たちも ただ自慢しながら傲慢に マスコミに登場する連中も 私たちには まったく魅力がない。 私たちが 今 求めているものは 学問の師匠である。 そして 正しき人生の師匠である。 たとえ調子が悪く 成績表に上下があっても またそれを 冷笑する友らがいても 私たち若き学者の連帯は 想像の国よりも 真実の意義を持ち 楽しい。 春が来ても 夏が来ても 秋が来ても 冬が来ても 若き学者たちの 尊き友情は 一段と深まるばかりだ。 友情に結ばれた 私たちは 皆が それぞれの勝利者となって 父や母にも そして 教師や後輩たちにも なんと陽気な なんと嬉しい 栄光の先輩たちよと 公表されることを 誇りとしていきたいのだ。 博学の若き君よ! 賢明な若き君よ! 明るい未来に 生きる君よ! そして 鋭い声で 正義を叫ぶ君よ! 皆 一人も残らず使命がある。 あの卑しい仮面などは 被らない。 皆が 天より祝福される。 皆が 豊かにして堂々たる 正義と真実の人生を 生き抜いていくのだ。 我々の未来には 絶望的という言葉はない。 あの恥知らずな 嫉妬深い 暗い人間たちには 縁がない。 関係ない。 我々は 最高の人間としての 人格と博学と人道の 金の道を歩む。 学は人間完成の土台なり。 学識のある人格には 卑劣なものは入れない。 そして 不幸の風も入れない。 更に 邪悪の埃も入れない。 真の知識は 人格を作り 人格は 真の知識を必要とする。 学は光なり。 あの暗い人生の空間を 最も明るい空間に 変えゆくのが 学問である。 低次元の人々には それができない。 低次元の人々が いかに歳月を潜(くぐ)り抜けても そこに到達できない。 学は自由の源泉なり。 最高にして 普遍妥当なるものは 人間として 最も充実した 価値創造の生き方である。 その源泉が学問だ。 学は勝利の武器なり。 多くの春秋を重ね 幾つもの情景を 通り抜けても 学問深き人生は 更に限りなく 自信とともに 満足なる幸運の前途を 見つめることができる。 教育とは 人間と人間が織りなす 最も美しき詩であり 最も深き智慧と知識を 薫発させゆく聖業である。 教育が奏でゆく 師弟愛の調べは 未来を明るく そして明るく育む 人間の勝利の 凱歌の曲である。 「英知をみがくは  何のため」 「平和をめざすは  何のため」 「君も王者と  栄光の旗」 「君も勝利と  栄光の旗」 愛する学園生よ! 君たちと共に歌いゆく 「草木は萌ゆる」と 「栄光の旗」は 私が学園生と一体となって 全魂を注いで 共に創りあげた あの父子の詩である。 わが学園からは 多数の英邁なる博士が 躍り出ている。 教育界にも 医学界にも1 経済界にも 法曹界にも 政界にも 幾多の信念の逸材を 送り出してきた。 あらゆる社会の分野での 学園生の素晴らしい活躍を 縁を結んだ人々が 皆 賞讃されている。 世界の幾千幾万の知性も 創価の英才教育を 熱く見つめ 感嘆し絶讃されているのだ。 創立者として これほど嬉しく 誇り高いことはない。 二十一世紀の世界へ 一級の人物を 一級の指導者を 一級の学園が 生んでいるのだ。 誕生させているのだ。 教師に感謝したい。 父母に感謝したい。 私の後を継いで 平和と文化と教育の 世界的な広がりを 創造しゆく学園生よ! 太陽が昇るごとく わが学園生は輝いている。 私の創立の使命は 果たされ 欣快 これに過ぎるものはない。 大教育者であられた 初代 二代の両師も いかばかりか歓喜し 勇躍されていることであろう。 私の人生は 悔いなく満足だ。 教育で勝った。 学園で勝った。 諸君も 自分の人生は勝ったという 勝利者であれ! あらゆる次元で それぞれが 「僕は勝った!」 「私は負けなかった!」と 頭(こうべ)を上げ 胸を張り 堂々と声高らかに叫んで 劇的な幕を 飾ってもらいたい。  二〇〇三年二月二十四日     創価大学にて       世界桂冠詩人