公明新聞 編集メモ 2004/11/08 天にツバする共産党の「奇妙」な批判  自らの行為を棚に上げ、他人が同じことをすれば批判する――。大阪府寝屋川 市議会で日本共産党は、ある議案に対する公明党の対応などをめぐり、そんな手 前勝手な行動に走って市民を呆れさせている。  ある議案とは、先の9月定例会で審議された「寝屋川市立学校設置条例の 一部改正」案。中身は小中一貫教育をめざす「学校適正化実施計画」に基づき、 2小学校を廃校するというもので、共産党は当初から、声高に反対を叫んでいた。  公明党は、計画に賛同しながらも、「実施を1年延期して」との保護者の意見 を尊重し、同趣旨の修正案を市議会文教委に提出したものの、反対多数で否決さ れたため原案に賛成した。  ところが、共産党は公明党の対応について「奇妙だった」(寝屋川民報〈西部 地域版〉9・15発行)と攻撃を加えてきた。修正案を提出し、否決された後で原 案に賛成したことを、まるで反則行為のように咎めだてたのである。  これは笑止。公明党の行為は、規則に従った議会対応。しかも共産党自身、さ る3月の定例会で、市議会の「政務調査費の交付に関する条例の一部改正」案に 対し、修正案を提出。否決された後、原案に賛成したばかり。何のことはない。 公明党と同じ対応をしていたわけで、それを「奇妙」と揶揄する方が、よほど奇 妙ではないか。まさに「天に唾する」ものだ。公明党が市議会本会議で、「政党 としての良識が疑われる」と厳しく断罪したのは、当然のことだろう。  さらに共産党は、学校設置条例改正案の付帯決議にも噛みつき、「地元をなだ めるために用意されたもの」(同民報)と中傷しているが、どうも同決議を付 け足し程度にしか思っていなかったようだ。決議のトップに掲げられた「学校適 正化実施計画連絡協」は既に動いており、共産党の批判は不見識の謗りを免れまい。  このうち付帯決議の件については、他会派からも抗議され、共産党はしおらし く、次回の民報で"お詫び文"を出すと約束したらしい。公明党にも珍しく謝罪 にきたが、一カ月以上経過しても、"お詫び文"はいまだに出ていない。(磨)