公明新聞 編集メモ 2004/11/13 性暴力で"有罪"の元共産党市議 事件前、正義漢面して女性問題追及  未成年女性を強姦して訴えられた民事訴訟で、"有罪"となった兵庫県加西市 の元日本共産党市議が事件前、自ら所属する農協の役員を、同じ女性問題で吊る し上げていたことが、当時の「加西民報」(96・10・5付)から分かった。  この元共産党市議は、亀田実雄元副議長。同民報によると、96年5月、同市の 農協総代会に総代として参加した一人が、農協専務の女性問題を非難した投書を 基に騒ぎ立てたが、その総代こそ現職時代の亀田元共産党市議だった。  同総代は投書を読みながら農協専務を槍玉にあげ、「女性問題の噂は、ほとん どの職員が知っており、こんな噂が飛びかっていること自体、専務としてふさわ しくないと指摘している」などとぶちまけた。  追及は執拗で長時間に及んだというが、民報は、その後の農協内の様子も併記 し、「専務室が女性との密室として使われているのであれば許せない、との声も いま高まっている」とあおり立てていたのだ。  実はこの民報、亀田元共産党市議が一人で編集、執筆したもので、いわば"亀 田会報"と言える。それを武器にこれまで、自らを正義の立場に置き、"敵"と 見なした者を攻撃してきたらしい。  この女性問題も、自分の演じた"追及劇"をまとめたもので、民報を読めば、 噂を基にした投書を利用したに過ぎない。質問中、「事実であるかどうかは別に して」と言っているように、確証もない噂をネタに農協専務にダメージを与え、 追い落とすために騒ぎ立てたようだ。  何といい加減な人物か。この民報報道から僅か5ヵ月後の97年3月、女性問題 で正義漢面して農協専務を糾した当の本人が、未成年女性をだまし、2度まで強 姦事件を引き起こしていたのだ。それも農協専務の場合は単なる噂に過ぎず、後 日、組合長に昇格したが、元共産党市議のケースは紛れもない事実。しかも潔く "罪"に服さず、悪あがきしたから始末が悪かった。  人を攻撃する時は勇ましいが、自らの事になると往生際が悪く、最高裁から "有罪判決"を言い渡されるまで弱々しく言い逃れてきた元共産党市議。その落 差には呆れる他ない。 (間)