公明新聞 編集メモ 2004/11/15 禁止テープもばれなければ 共産職員が決算特委でコツソリ録音  ばれさえしなければ、へっちゃら――。さる9日の京都府議会決算特別委員会 で、日本共産党府議団関係者が、こんなふざけた考えからか、禁止されている テープレコーダーをこっそり持ち込み、隠しどりしていたことが発覚、審議が約 1時間半も中断し、府民のひんしゅくを買っている。  同府議会決算特別委は、11月28日〜11月10日の日程で部局別に順次、審議して いたが、さる9日の委員会審議中、府議の一人がテープレコーダーで密かに隠し どりしている傍聴者を発見、規則違反と指摘した。  その傍聴者は、共産党府議団の会派事務局男性職員だった。各会派の事務局職 員の傍聴については、「議員、報道関係者以外の者で委員長の許可を得た者」と いう「予算・決算特別委の傍聴要領」によらず、「委員会運営に関する主な申合 わせ事項」に基づいて委員長決裁で許可されることになっているが、写真や映画 等の撮影、録音等の行為は固く禁じられているのだ。  ところが、共産党の職員は、小さなカセットテープを隠し持ち、各会派の委員 質疑なども秘密裏に録音していた。職員のすぐそばにいた府議が違法行為を見つ けなければ、おそらく委員会閉会までとり続けていたことは間違いなかろう。  普段は強気の共産党府議団も"現行犯逮捕"という事実の前には、さすがに抗 弁できず、ひたすら陳謝。「日頃、傍聴者は要点のメモを取っていたが、今回の 事務職員は前回上手く取れなかったためテープを持ち込んだ」と弁明する一方、 「要領を徹底できていなかった」(「京都新聞」10日付)と言い訳しているとい う。  謝罪は当然だが、この言い訳はおかしい。共産党職員はテープの持ち込み禁止 を知っていたからこそ隠しどりしていたはず。つまり"確信犯"と言えよう。  事件発覚で、「過去にも同じことが行われてきたのでは」との疑惑も浮上。共 産党は否定しているが、今となっては確認する術もなく、「果たして本当か」と いうのが、各会派の反応らしい。 (羽)