2006.2.20SP 女子部・婦人部合同協議会での名誉会長のスピーチ〔上〕 ◆◆◆ 創価のスクラム!     伸び伸びと楽しく女子部の新時代を!! ◆◆◆ 〔心〕を変えるのが仏法     ── 自分勝手は無軌道に よき友と希望の道を進め ◆◆≪御聖訓≫「さいわいは心よりいでて我をかざる」 【名誉会長のスピーチ】 一、きょうは、女子部の代表の皆さんが集って、ひと足早く、春を呼ぶ会合と なった。  いつもいつも、本当にありがとう! 心から、ご苦労さまと申し上げたい(大 拍手)。  また、ブラジルSGI(創価学会インタナショナル)の指導者の皆さま方も、 遠くから、本当によく来られた。  ブラジルは、偉大な歴史をつくり上げてこられた。世界広宣流布の「模範の 中の模範」の前進を讃えたい(大拍手)。  帰られたら、皆さまにくれぐれもよろしくお伝えください。 ◆◆ 皆、世界一の若き哲学者     ── 青年部教学試験1級、頑張れ! ◆教学で立て  一、「女子部は教学で立て」とは永遠の指針である。  今、女子部をはじめ、世界一の若き哲学者の皆さんが、「青年部教学試験1 級」に向けて、真剣に研鑚されている。  受験者も、それを応援する方々も、多忙ななかの尊い求道、本当にご苦労さ まです。  すべてが自身の最高の宝となることを、どうか確信してください。  あと、もう一踏ん張りである。「体に気をつけて、最後まで頑張れ!」と皆 でエールを送りたい(大拍手)。  今回の出題範囲の一つは、「観心本尊抄」である。この重書(じゅうしょ) を日蓮大聖人がお認(したた)めになられたのは、流罪の地・佐渡であった。  しかも、御年52歳。当時とすれば、大変な高齢であられた。  最も厳しい状況のなかで、全人類が幸福になるための根本の軌道を、厳然と 示していかれたのである。  御本仏の大闘争をしのび、勇敢に信・行・学に励んでいきたい。 ◆女子部を応援!  一、これからは、女子部の時代である。一段と力を入れてまいりたい。もう 一度、本格的に訓練し、新しい女子部をつくっていきたい。  どんな団体も、女性を大事にし、育てたところには、永続的な発展の道が開 けていく。  学会の将来も、女子部で決まる。  女子部の成長が、学会の発展に直結している。  どうすれば女子部が拡大し、心広々と、伸び伸びと活動できるか。  真剣に探究し、実行する時代に入った。  仮にも女子部を見くだし、軽く扱うことがあってはならない。男性や婦人部 に挟まれて、肩身の狭い思いをさせてはいけない。最大に励まし、ほめたたえ、 自信をもって進めるよう、各部が一体となって、応援していくべきである。 ◆創価の道をまっすぐに  一、長い人生の経験の上から、女子部の皆さんの将来のために、大事な話を しておきたい。  結婚したら幸せで、結婚しないと不幸なのか。  結婚が早い人は幸せで、結婚が遅いと不幸なのか。  そうではない。人生は、そう簡単ではない。  複雑であり、非常に微妙なものだ。  きょうまで幸せだった人が、明日は不幸の底に落ちるかもしれない。  きょうまで不幸だった人が、明日は一挙に運命が開ける場合もある。  また、外からは幸せな境遇に見えて、じつは不幸に泣いている人がいる。  外からは不幸な境遇に見えても、生き生きと充実の人生を生きる人がいる。  結局、幸福を決めるのは「心」である。  これは唯心論(ゆいしんろん)を言うのではない。  わが心こそ、仏界の生命がそなわる宝の器(うつわ)である。信行に励み、 この仏界の生命を湧き出してこそ、生涯にわたって確実な幸福の軌道を歩み、 所願満足の人生を飾ることができる。  日蓮大聖人は「さいわい(福)は心よりいでて我をかざる」(御書1492 ページ)と仰せである。  皆さまは、この正しき人生を歩んでいただきたい。  そのためには、学会という清浄な信心の世界を、まっすぐに進んでいくこと だ。  御義口伝には、こう仰せである。  「南無妙法蓮華経と唱える日蓮の一門は、一同に『皆、共に宝処(ほうしょ) に至る』のである。この『共』の一字は、日蓮と『共』に進む時は必ず宝処に 至る。『共』に進まないならば阿鼻大城(あびだいじょう=無間地獄)に堕ち るということである」(同734ページ、通解)  わが創価学会は、日蓮大聖人の仰せの通りに「信・行・学」に励み、御聖訓 の通りに「三障四魔」「三類の強敵」と戦っている。  そして御聖訓の通りに「異体同心」の和合僧で、広宣流布へ「勇猛精進」し ている。  ゆえに、この仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の創価学会とともに生き抜くこ とこそが、すなわち、日蓮大聖人とともに宝処へ至る、唯一無二の道なのであ る。 ◆「真の幸福者はよき友を持つ人」  一、具体的には、女子部の皆さんは、よき先輩、よき友人を持つことである。 そして、何でも、心おきなく相談していくことだ。よき人と離れてしまっては いけない。  一人で問題を抱えたり、自分勝手になって、道を間違えてはいけない。  悪友に染まれば、自分も悪へと堕ちていく。  善友に縁すれば、自分も善の方向へ伸びていくことができる。  これが人間の世界であり、数多くの人生を見てきた私の結論である。  結婚についても、決してあせる必要はない。  結婚するかしないか、いくつで結婚するか ── それらは、永遠の生命の次 元から見れば、じつは小さいことだ。それで、人生のすべてが決まってしまう のではない。  一生懸命に、この信心を貫けば、幸福にならないわけがない。  女子部の皆さんは、安心して、この創価の道を、希望と勇気にあふれて進ん でいただきたい。  そして、婦人部・壮年部の先輩方は、誠実に、親身になって、女子部の皆さ んの人生の相談にも乗り、全力で応援していただきたいのである。  一、かけがえのない青春である。  一生の幸福の土台をつくる、大切な時である。  よき師を求め、よき先輩から学び、よき同志と励まし合い、よき後輩を育て ていくことだ。  そして、父母を大切にしていただきたい。  私は、女子部の皆さんに、「ウクライナのソクラテス」と呼ばれた大哲学者・ スコヴォロダの言葉を贈りたい。  「私は、裕福な人たちを哀れむ。  彼らが、自らの欲するものを手に入れるなら、それもよかろう。  しかし、真の幸福者は、友を持つ者であり、私に友人がいるならば、私は自 身を最大の果報者であると思うのだ」  「真実の哲学」を持ち、「真実の同志」とともに、「真実の友情」を広げゆ かれる創価の乙女たちこそ、いかなる富豪よりも、いかなる権力者よりも、「真 実の幸福の大道」を歩んでいるのである。 ◆◆◆ 師弟の人生に栄光    ── 創価のジャンヌ・ダルク 多田時子さん    ── 生き生きと生涯青春! 「毎日毎日、発心だ」 ◆最も大変な時に女子部が立った  一、きょうは、女子部の皆さんの大先輩であり、信仰者としての模範を示し た、一人の同志のお話をさせていただきたい。  多田時子(ただときこ)さんである(旧姓=湊〔みなと〕)。   ── それは、戸田先生が逝去された1カ月後のことである。  多田さんは、1958年(昭和33年)の5月3日、女子部長に就任した。  当時、心ない世間は、「創価学会は空中分解するだろう」「壊滅するだろう」 などと悪口を繰り返していた。  全国の同志たちも意気消沈し、不安を抱いていた。  その、最も大変な、最も大事な時に、多田さんは、私とともに厳然と立ち上 がった。  暗闇を豁然(かつぜん)と破って、朝日が昇りゆくように、女子部の行進を 開始したのである。  いつも背筋を伸ばして正義を叫び、師弟の道を語り、後継の育成を訴える、 その英姿は、まさに「創価のジャンヌ・ダルク」であった。  多田さんが生まれたのは、大正から昭和へと、時代が変化する転換期である。 〈1925年(大正14年)10月>  9人きょうだいの末っ子であった。  銀行の支店長をしていた父は、多田さんが幼い時に他界。以来、一家は貧乏 のどん底に落ちる。家屋敷も失った。  そのうえ、彼女は病弱であった。結核をはじめ、胃や腎臓や肝臓に、いくつ も病気をかかえていた。  高等女学校に入ったが、3年で中退。  さらに、残酷な戦争が、青春をめちゃくちゃにした。 ◆「暗」から「明」へ  一、食糧難。経済苦。病苦。そして、地獄のような空襲 ── 。  「きょうも生きている。よくぞ生きのびることができた」  「生きていること自体が不思議に思えるほど」の日々だったと、のちに多田 さんは綴っている。  なんとか生き残って、敗戦を迎えた。しかし今度は、柱と頼み、心の支えと してきた最愛の母を、病気で亡くした。  母を頼りに生きていた多田さんは、希望を失った。   ── どうして、こんなに苦しまなければいけないのか。  人間は、苦しむために生まれてきたのか。  次々と襲いかかる宿命に、なすすべもなく翻弄(ほんろう)され、若き多感 な乙女は、いつしか人生に深く絶望していった。  「道端に捨てられた、ボロ雑巾のような人生」とまで卑下(ひげ)していた。  そうしたなか、職場の先輩に誘われて、東京・大田区の蒲田(かまた)で、 座談会に参加したのである。  「だれでも必ず幸福になれる」という確信ある話と、皆が同じ目的を目指し て生き生きと行動している姿に、強く心を動かされたという。  51年(昭和26年)の8月に入会。戸田先生が第2代会長に就任された年 である。  多田さんは26歳。宿命を転換するための、出発の夏であった。  彼女が間借りしていた小さな部屋に、御本尊を御安置するため、女子部の班 長だった私の妻も駆けつけた。  年齢は多田さんのほうが上であったが、妻は多田さんを包みこむように励ま し、親切に、また丁寧に、信心の基本を教えていった。  この同志愛を、多田さんは生涯の誇りとし、人生の宝としていかれたようだ。  仏法と出あい、学会と巡りあって、多田さんの人生は、文字通り「暗(あん)」 から「明(めい)」へ、180度、変わった。  それまで床に臥しがちだった体も、目に見えて健康になっていった。  光を見いだせなかった人生に、生きる希望の灯がともった。勇気が湧いてき た。  信心に確信を持った彼女は、真剣に学会活動に励んだ。  戸田先生が手作りで育てた女子部の人材グループ「華陽会(かようかい)」 の一員にもなった。  戸田先生は、両親に先立たれ、生活苦のなか健気(けなげ)に戦う彼女を、 陰に陽に温かく見守っていかれた。  そして先生は私に、多田さんを女子部の立派なリーダーに育てるよう、託さ れたのである。  ある時、私は多田さんに言った。  「毎日毎日が発心なんだ。日ごとに発心していくんだよ」  有名な御聖訓に、「月月・日日につよ(強)り給へ・すこしもたゆ(撓)む 心あらば魔たよりをうべし」(御書1190ページ)とある。  「日ごとに発心せよ」 ── この言葉を、彼女は終生、胸に刻んで進んだ。 ◆率先の行動が人材を育てる  一、彼女は、堂々たる「女子部革命」を成し遂げていった。  女子部長を務めた5年間で、全国の女子部の陣容を「5万5千」から「40 万」へ、実に7倍以上に拡大したのである。  その躍進を可能にした要因は何か。  彼女は凛然(りんぜん)と語っていた。  「弟子の道に徹すること ── 組織の発展の因も、一生成仏の因も、すべて、 この一点に尽きます」と。  「師弟不二の信心」こそ広布発展の因である。  また、彼女は「率先の行動」が光っていた。  "だれかにやってもらおう、という依存心があれば、人間は育たない。自分 自身が懸命に戦い抜いていくとき、人材は湧き出てくる"というのが、彼女の 信条であった。  その勇気と執念が、広宣流布の未来を開く「戦う女子部」を構築していった のである。 ◆人とくらべるな自分が強くなれ  一、また彼女は、寸暇を惜しんで家庭訪問と個人指導に励んだ。  人一倍、苦労してきたからこそ、彼女の話は、皆の心に入った。  「だれかと自分を比較したり、人を羨んではいけない」  「慢心を起こしたり、心を複雑にしないこと」  「自分自身を律する、強い生命力を!」  一人ひとりの悩みの核心をとらえ、聡明な対話を広げていった。  多田さんは68年(昭和43年)に婦人部長となった。  新出発に際して、私は「婦人部は"生涯青春"でいこう」と呼びかけた。  その通りに彼女は、生き生きと若々しく、常に次の人材に光を当てながら、 新たな時代を創っていった。  今も歌い継がれている愛唱歌「今日も元気で」が生まれたのも、彼女が婦人 部長の時である。  婦人部長を終えた後は、推薦を受けて政界に打って出た。  「女性の時代』の先駆者として、衆議院議員を1期、立派に務めている。  そして、議員を引退するや、再び、喜び勇んで、学会の最前線に躍り出て、 さっそうと戦い抜いた。  わが身をなげうって支援してくださった方々に、誠心誠意、ご恩返しをして いくのだ ── この報恩感謝の心が、彼女の胸の内には常に燃えていた。  総合婦人部長として、多くの方々の激励・指導に尽くした功労も光っている。  〈97年の全国女子部幹会では「学会が発展すればするほど、魔は強くなり ます。この魔と戦って、勝たなければ、今日までの信心は何のためかと思う時、 断じて先生とともに、生涯、広宣流布の大道を生きぬこうと、今、決意を新た にしています」「自ら戦うとともに、一人一人の友を激励していただきたい」 「創価学会を女子部の力で支え、発展させていただきたいと思います」とあい さつしている〉  さらに後年(こうねん)は、第2総東京を担当し、今日の大発展の基盤を築 き上げた。  それは、大空を真っ赤に染め抜く夕陽のような、荘厳な総仕上げの戦いとな った。  病魔との戦いは生涯続いたが、「病気のおかげで、真剣に戦える」と、明る く跳ね返していった。  皆の前では、つらそうな様子は一切、見せなかった。そういう人だった。  若き日の病弱な彼女を知る人は、"よくぞ75歳まで生き抜いた"と感嘆し ている。まさに「更賜寿命(きょうしじゅみょう)」の仏法の法理のままに生 き抜いた。  どうすれば、広宣流布を進められるか。  どうすれば、学会を永遠に守り、発展させていけるか。  真剣な彼女の思いは、強盛な彼女の祈りは、ただ、その一点にあった。  人生の目的、判断の基準を、常に「広宣流布」「創価学会」そして「師弟」 に定めていた。ゆえに、何があっても揺るがなかった。  彼女には、心の老いがなかった。年齢を重ねるごとに、ますます若々しく、 凛々(りり)しく輝いていった。 ◆◆ 創価の姫よ三世に光れ    ── 嵐を突き抜けてこそ「喜び」が! ◆「十」を目指して  一、あるとき彼女が、自分は「九」の数字が好きだと言っていたことが忘れ られない。  「『十』に一つ足りない」ところが好きなのだという。  だから「十」を目指して努力する。そこに成長があり、希望があり、勝利が あると思う、と。  にこやかに語っていた、あの凛(りん)とした声が、今も耳朶(じだ)に響 く。  「前進」の気概に満ちた一生を送った彼女に、いかにもふさわしい言葉であ る。  一、病気との戦いを続ける多田さんと、夫である多田省吾さんに、私は歌を 贈った。  晴ればれと   夫妻の偉業は     三世まで   栄光 燦(さん)と       世界に光らむ  多田時子さんが膵臓(すいぞう)ガンで亡くなられたのは、それから4カ月 後の2000年12月2日であった。  そのとき私は、マレーシアにいた。  国立プトラ大学の名誉博士号の授与式やマハティール首相との会見などの日 程を終えた私のもとに、彼女の訃報(ふほう)が伝えられた。  そして、彼女の最後の手紙が、ファクスで、海を越えて届いた。  「創価学会創立七十周年の佳節(かせつ)を、心より御祝賀申し上げます。  池田先生、御奥様の御健康と御長寿を、衷心(ちゅうしん)よりお祝い申し 上げます。  私こと、おかげさまで、入信以来、五十年。  池田先生、御奥様の無限の御慈悲に包まれまして、弟子の道の一分を、歩み 抜かせていただきました。  稀有(けう)の大師匠にめぐり会えました福運により、黄金の人生を、そし て望外(ぼうがい)の至福(しふく)の人生を、歩ませていただきました。  この御高恩に対し、永遠に生死生死を繰り返しながら、必ずや、広布のお役 に立ち、御深恩(ごじんおん)にお応え申し上げる決意でございます。  文は意を尽くさず、誠に申し訳ございませんが、一言、御礼を申し述べさせ ていただきました。  心より、心より、感謝申し上げ、厚く、厚く、重ねて御礼申し上げます。  池田先生、御奥様の愈々(いよいよ)の御健康と、御長寿を衷心よりお祈り 申し上げ、また創価学会の永久の御発展を、強くお祈り申し上げます。        多田時子」  これは、多田さんが亡くなる2週間ほど前に残された遺言である。  病院のベッドの上で居住まいを正して口述し、夫の省吾さんが書き留めた。 それを、さらに数日かけて推敲(すいこう)を重ねたという。  そして、末尾に自筆で署名して完成したのが、2000年の11月18日。  創価学会創立70周年の記念日であった。  訃報に接し、妻がすぐさま、マレーシアから弔電を打たせていただいた。  美しき感謝の心と、永遠の闘争への決意に溢れた彼女の最期の言葉を、私は マレーシアの宿舎の御宝前にお供えし、妻と二人で懇ろに追善の題目を送った。  まっすぐな人生だった。  戦い抜いた人生だった。  澄み切った、清々(すがすが)しい人生だった。  葬儀に参列した婦人部の方は、「まるで、ちょっと休んでいるような、本当 に美しいお顔でした」と感動していた。  私たち夫婦の不二の同志である多田さんが逝(ゆ)いて、今年は7回忌であ る。  参議院議員を務めた夫の省吾さんは、今も学会活動に勇んで励み、意気軒高 に戦っておられる。  多田時子さんが、わが子のように、そしてまた、わが妹のように慈しんで育 てた後輩たちは、現在の婦人部を立派に担っておられる。  そしてそのあとには、素晴らしき21世紀の女子部がさっそうと続き、創立 80周年への大行進を開始している。 ◆「人間の中に幸福を引き出す力が」  一、ウクライナの女性の大詩人・ウクラインカの詩を、女子部の皆さん方に 贈りたい。  「荒れ狂う嵐の中で生きたことのない人は、喜びも知らない   無為に生きることの苦しみも知らない   いかに、うらやましいことか   戦いに、わが身を捧げている人たちが!」  真の「幸福」は「充実」から生まれる。試練の嵐にも胸を張って、戦いゆく 人生にこそ、真の喜びがある。  ウクラインカは、毅然と言い切っている。  「苦悩が心に激しい打撃を与え、力尽きんとするその時、   魂が苦しみを打ち破り、夢から目を覚ます   魂は、あらゆる障害を打ち砕く」  どんなに苦しいことがあっても、絶対に負けない力が、わが生命の奥には秘 められている。  その魂の真髄の力を最高最大に引き出していくのが、信仰である。妙法であ る。  ウクライナの大哲学者・スコヴォロダも論じている。  「人間の奥底(おくそこ)には、人間が成長するための内なる法則が存在す る。  だから、まず何よりも、自分自身を見つけ出さなければならない」  「人間は、自分自身との闘いを始めるべきだ。なぜなら、人間の中には、至 高の幸福を引き出す力が秘められているからだ。  人間の精神の道は、人間の中に秘められた不可思議な力を勝利させることで ある」  世界の偉大なる知性の正義の叫びは、皆、創価の「人間革命」の思想と深く 共鳴している。  学会は正しい。学会活動は、絶対に正しいのである。  きょうの集いは、「21世紀華陽会」である。  女子部の皆さまに記念の和歌を贈りたい。  幸福と   勝利の城の     誓いかな   華陽の姫らは    三世に光りて