2008年11月30日付 聖教新聞 代表幹部協議会での名誉会長のスピーチ 下−1 青年よ今こそ「真の後継者」と立て! 勝利へ!師弟不二の道を 一、美しき「広布の花」「創価の花」の女子部の皆さん!  いつもいつも、友のため、社会のための、尊い奮闘、本当にありがとう!  心からの賞讃を込めて、記念の句を贈りたい(大拍手)。  世界一   平和と文化の      創価かな  今、あの国にも、この地にも、広布第2幕の「池田華陽会」の友が、生き生きと活躍し ている。  さっそうと使命に舞いゆく乙女の姿は、皆を鼓舞し、毅然と立ち上がらせ、歓喜と勝利 の花を咲かせる。  女子部の前進が創価の前進である。  常勝の花!  一、さらに、女子部の代表に贈りたい。  〈関西女子部に〉  大関西   常勝関西     女子部かな  〈中部女子部に〉  大中部   幸福の旗      仰ぎ見よ  女子部の皆さんは、一人ももれなく、幸福博士と輝いていただきたい。それが、私と妻 の変わらざる祈りである。  女子学生部の皆さんの見事な活躍も全部、うかがっている。  女子学生   平和と幸福      この旗に  「この旗」とは「勇気の旗」であり、「希望の旗」であり、「師弟の旗」である。  「この旗」を心に高く掲げゆくことだ。  正義の言論こそ広布を聞く力  一、末法は「五濁悪世」である。「闘諍言訟」の時代である。  生命も濁り、思想も濁り、正邪も善悪も、わからなくなる。  その中で、広布を聞く力は、「正義の言論戦」である。  これこそ、恩師・戸田先生が強く叫ばれた一点であった。  御聖訓には、こう仰せである。  「(仏法においては)事実、勝れていることを勝れているということは、慢に似ているよ うだが、じつは大功徳となるのである」(御書289ページ、通解)  「いいものはいい」「正しいものは正しい」と叫ばなければ、人には伝わらない。  社会においても、広報・宣伝が重要視されるゆえんである。  臆病者が、いくらいても、正義と真実を打ち立てることはできない。  勇んで打って出るのだ。声も惜しまず語るのだ。  忍耐の攻防戦が重なって、勝利、勝利の道は光る。  今や、広布の新時代が到来した。創価の人間主義への世界の期待は、いや増して高まっ ている。  君達が   勇気を抱きて    戦いて   勝ちまくりたる    勝利嬉しや  新しい人材群が勝って勝って勝ちまくる姿を、私は祈り、待っている。  頑張れ!(大拍手)  アメリカ創価大学に期待  一、アメリカ創価大学(SUA)の皆さん、本当にご苦労さま!(大拍手)  未来性あふれる建設計画も、着々と進んでいる。地域の方々も、この大発展を心から喜 ばれ、見守ってくださっている。  卒業生の奮闘も目覚ましい。ハーバード大学などの大学院に進学し、博士課程に進んだ 英才も多い。医学部や法科大学院にも進学している。  さらに、国際機関でも活躍を開始した。一人一人が使命の天地で力強く前進している。  アメリカ創価大学こそ、21世紀の希望である。多くの識者が期待し、注目している。  〈先日、SUAで講義を行った教育学者ネル・ノディング博士(スタンフォード大学名 誉教授)は、SUAの教育理念と学生を高く評価。  SUAの学生と他大学の学生との違いについて、"社会的、経済的に成功し、名声を得る ことよりも、世界のため、人々の幸福のためにどれだけ貢献したかが重要である"との創立 者・池田名誉会長の人生観が、学生と大学に浸透している点を挙げている〉  創価の前進が世界の希望に  一、いまだ争いの絶えない世界にあって、平和・文化・教育に光を送る創価の民衆運動 が、どれほど求められ、模範とされ、賞讃されているか。各国各地からの顕彰は、校挙に いとまがない。  〈名誉会長が世界五大陸の大学等から受けた名誉博士・名誉教授などの名誉学術称号は 「245」を数える。世界一の栄善である〉  これらの栄冠は、すべて、皆様方の福徳の象徴である。子孫末代までも大いなる栄誉に 包まれゆくことは、絶対に間違いない。これが仏法である。  また、そのように新しい人材が後に続かなければ、広宣流布はできない。皆さんのお子 さん方が、未来部の友が、信心の魂を継ぎ、偉くなって勝利する。それが、創価の勝利な のである。  その意味でも、私は皆様に、数々の顕彰について報告する義務と責任がある。また、そ れが皆様への励ましになれば、これほどうれしいことはない。  世界が創価の前進を讃える時代になった。これは、本当に、すごいことなのである。  〈名誉会長に対する「600」に及ぶ名誉市民称号も、世界一の栄冠である〉  日蓮大聖人がお喜びであろう。日興上人も喜んでくださるにちがいない。  戸田先生も、そして牧口先生も、心から喜び、讃えてくださると信ずる。  最高に誉れ高き道を我らは開いているのである(大拍手)。 世界一平和と文化の創価かな 進め!勇気の旗高く 正義を貫いた創価三代の歴史 不屈の信心の王者たれ 代表幹部協議会での名誉会長のスピーチ 下−2に続く 2008年11月30日付 聖教新聞 代表幹部協議会での名誉会長のスピーチ 下−2  師に捧げた人生  一、思えば、戦後間もないころ、戸田先生の事業は挫折し、先生は学会の理事長を辞任 された。学会は四分五裂の危機にあった。  その時に私は、ただ一人、すべてをなげうって先生を支えた。絶体絶命の窮地にあった 先生を、徹してお護りし抜いた。  私がいなければ、今の学会はない。戸田先生、そして牧口先生の死身弘法の闘争も、水 泡に帰すところであった。それほど、第3代が大事だったのである。このことは、御本尊 の前で胸を張って申し上げることができる。  私が戸田先生の後を継ぎ、第3代会長に就任してからも、激しい迫害の連続であった。  誹誇もあった。  中傷もあった。  そのなかで、私は世界への道を開いた。皆が悠々と、安心して、広宣流布に邁進できる ように、人知れず心を砕き、わが人生を捧げてきた。語りに語り、書きに書いて、あらゆ る面で広布を支えた。  そして迎えた昭和54年(1979年)。  会長就任から20年を目前にし、学会は、いわば絶頂期にあった。  その時に私は、第3代会長の辞任を余儀なくされたのである。  心卑しき人間は、偉大なものに嫉妬する。  謀略の輩は、虚栄に溺れ、私利私欲から野合して、師弟の道を壊そうとした。臆病者は 保身に走った。  御聖訓には仰せである。「この法門についた人は数多くいるけれども、公私ともに大難が たびたび重なってきたので、一年、二年はついてきたものの、後々には、皆、あるいは退 転し、あるいは反逆の矢を射た。また、あるいは身は堕ちなくても心は堕ち、あるいは心 は堕ちなくても身は堕ちてしまった」(御書1180ページ、通解)  その通りの、浅ましく、情けない、愚劣極まる姿があった。  あの時、全国、全世界の同志から、多くの連絡をいただいた。  ──最も功績があり、最も師匠に仕えた池田先生が、どうして辞めなければいけないの か。先生は、何一つ悪いことはしていないじゃないか。幹部はなぜ、先生を護らないのか ──  こうした悲しみと怒りの声が、電話で、手紙で、無数に寄せられ。その数は、直後のも のだけでも、およそ8200から8300になる。  この真の同志の心を、私は生涯、忘れることはない。そして、どのような立場になろう とも、私は永遠に、尊き同志を護り、学会を護り抜いていこうと、深く心に誓ったのであ る。  私はあえて、真実の歴史を語り残しておきたい。これからの学会のため、広宣流布のた め、誤りなく正義の道を進みゆくために、本当のことを語っておきたいのである。  牧口先生は、「忘恩者」「不知恩者」を諸天善神が「加護し給う訳がない」と厳しく断じ られた。  その通りに、悪逆の輩は厳たる仏罰を受けている。皆様がよくご存じの通りだ。  将来にわたって、若き諸君は、悪い人間に騙されてはならない。表では、いい格好をし ながら、裏で策を弄する卑劣な人間もいる。正義の人が滅び去るのを、密かに待っている 者さえいる。  人ではない。自分が「真の弟子」の自覚に立つのだ。深き信心を奮い起こし、「仏眼」「法 眼」をもって正邪を見抜くのだ。  戸田先生は叫ばれた。「恐れれば、自滅するだけだ。敢然と突き進むのだ!」  私はこの言葉通り、師に誓った道を、今日まで、敢然と突き進んできた。  今、広宣流布の永遠の未来を考える時、何より大事なことは、若い世代の人たちを「真 の後継者」へと育て上げることである。  若き諸君は、人を頼らず、だらしない先輩など乗り越えて、断固、突き進むのだ。下か ら上へ、どんどん建設的な意見を述べるべきである。  先輩も、これまで以上に、皆を大事にし、皆と一緒に、手を携え、肩を組みながら、進 んでいくことだ。  同志愛が光るリーダーであっていただきたい。話をする時も、さわやかな笑顔、皆がほ っとするような声で、希望と勇気を贈っていただきたい。  見栄っ張りではいけない。とくに男性は「王者の風格」をもたねばならない。  ともあれ、正義の師弟を守ることが、広宣流布を守ることになる。学会の全同志を守る ことになる。私は、そう心に刻んで生きてきた。  一緒に進もう!  一緒に戦おう!  私は皆さんとともに、いよいよ総仕上げの戦いをするつもりである。  年配の幹部も、パーツと花火があがるように、勢いよく、生き生きと生きるのだ。  頑張ろう! 偉大なる学会を、ともどもに築いていこう!〈力強く「ハイ!」と返事が〉 牧口先生「不知恩の人間になるな」 同志愛のリーダーに  使命の戦野で勝ちまくれ!  一、最後に、皆さんと一緒に「創価学会、万歳!」「創価の前進と勝利、万歳!」と声を 大にして叫びたい。  また、海を越えて参加されたアメリカの同志に「アメリカの創価学会、万歳!」とエー ルを贈りたい。帰国されましたら、同志にくれぐれもよろしく伝えていただきたい。  一、きょう集われたなかには、ご両親が病気の方もおられるかもしれない。  妙法は、生老病死の苦を根本から解決する大良薬である。「いかなる病さは(障)りをな すべきや」(御書1124ページ)である。  大事なことは、まず自分が、父母の健康を祈り抜くことだ。心からの励ましを伝えるこ とだ。親孝行をしてあげることである。  どんなことがあっても、信心さえ忘れなければ、必ず、三世永遠の幸福の道を開いてい ける。これを深く確信していただきたい。  私も妻も、全同志の健康と幸福と勝利を、毎日、真剣に祈っております。  また周りに、病気の方や、病気のご家族をもつ方がおられたら、どうか温かく支え、励 まし、応援して差し上げていただきたい。  それでは、皆さん、お元気で!  全員が、わが使命の戦野で勝ちまくってください! 勝たなければ、自分が損をする。 皆も悲しむ。  何より、仏法は勝負だ。魔に負けるか、勝って仏になるかである。  年配の幹部も、意気地のない姿であってはならない。師弟に生き抜く覚悟があれば、心 はピンとするものだ。  長時間、本当にありがとう!(大拍手)  〈さらに名誉会長は「友が喜ぶならば」とピアノに向かい、恩師が大好きだった、父子 の決意の曲"大楠公"などを演奏。またアメリカの友のためにと「さくら」を奏でた〉  我らは創価家族である。高らかに学会歌を歌いながら、元気に前進しよう!  何があっても、楽観主義で進もう!  リーダーは、決して威張ることなく、庶民に尽くし、皆を大事にすることを、忘れては ならない。威張るのは「愚者」の証拠であるからだ。  また、お会いしよう!(大拍手) (2008・11・26) 代表幹部協議会での名誉会長のスピーチ 下〔完〕